家づくりコラム
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2016/03/31

木造住宅は冬だと寒そうで心配

木造住宅は冬だと寒そうで心配

木造住宅はコンクリートのお家に比べて寒い、というイメージがある方も多いかと思います。しかし、実は素材としての木は金属やコンクリートに比べて熱伝導率が低く断熱性が高い素材です。木造住宅が寒い、というイメージは、安価に建てられるが故に断熱材等をしっかりと施行しなかった木造住宅によって作られたものだと言えます。

外気を遮断する発泡ウレタン

最近の木造住宅は高い断熱性能を持つものが多くなっています。寒くない木造住宅かどうかの判断基準の一つとして、しっかりとした断熱材を用いているかどうかを確認すると良いでしょう。

昔の木造住宅が寒い理由

先にお伝えしましたが、素材としての木は、金属やコンクリートに比べて断熱性能が高い素材です。しかし、木造住宅はコンクリート住宅よりも寒い、というイメージを持っている人が大半でしょう。その理由として、木造住宅は安価に建てられ、また施行できる工務店も多く、工事の品質にばらつきがある、ということが挙げられます。
住宅が寒いかどうかは素材が木なのか金属なのかコンクリートなのかというよりも、その素材にあった断熱対策が取られているかどうかによって決まります。

屋根から基礎までお家を包む断熱材

断熱材の素材には様々なものがありますが、その中の一つに発泡ウレタンを吹き付けて断熱材とする方法があります。この方法はスプレーを吹き付けて固まらせたものが断熱材の役割をするので、細かいところまで断熱材を入り込ませることができ、結果として高い気密性と断熱性を確保することができます。
また、従来の工法では「天井から床まで」を断熱材の対象とすることが主流でしたが、「屋根から基礎まで」断熱材を吹き付け、お家の中に外気がほとんど入り込まないような環境を作ることができます。

樹脂サッシとLOW-Eアルゴンガス入り複層ガラス

住宅の壁は断熱材で外気を遮断できたとしても、窓ガラスから外気が伝わってしまいます。断熱性能を高めるために窓ガラスにはどのような工夫がなされているのでしょうか。

樹脂サッシ

住宅の窓ガラスのサッシはアルミが主流です。ところが、金属は熱を伝えやすい素材ですので、断熱性能にこだわるのであれば樹脂サッシを用いると良いです。樹脂サッシはアルミに比べると熱伝導率が1,000分の1となっています。

Low-eアルゴンガス入り複層ガラス

Low-eアルゴンガス入り複層ガラスには、3つの断熱のための工夫が取り入れられています。
まず、複層ガラス。複層ガラスはその名の通り2枚のガラスを重ね合わせたもので、ガラスとガラスの間に中空層を設けることにより、断熱性、遮音性を高めることができます。
次にアルゴンガス入り、ですが、アルゴンガスは空気と比べると1.5倍熱を伝えにくく、複層ガラスの中空層にアルゴンガスを入れることにより断熱性能を高めています。
最後に、Low-eガラスは、遠赤外線の反射率を高めるための金属膜のコーディングをしたもので、これにより熱伝導率を低減して断熱性能を高める効果があります。

まとめ

木造住宅は冬だと寒いというイメージは、しっかりとした断熱対策を怠った木造住宅によるものです。むしろ木の方が金属やコンクリートよりも断熱性能が高く、上記のような断熱対策をしっかりと行っている施工主が建てた木造住宅であれば安心して大丈夫でしょう。

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