家づくりコラム
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2016/07/25

太陽光発電のエコな面を徹底解剖

自然エネルギーを使って電気をつくり出す太陽光発電。環境に優しく、家計にも優しい「エコロジー&エコノミー」なイメージはありますが、一体どういうふうにエコなのでしょうか?
今回は太陽光発電のエコな面を徹底解剖します。これからお住まいに太陽光発電をとりいれようと検討されている方は、参考にしてみてください。

太陽光発電のエコな面を徹底解剖

まずは、エコロジーな面から紹介。

様々な地球環境問題が浮上する現代社会だからこそ、地球にやさしい暮らしを心掛けていきたいところです。太陽光発電は各家庭でも実践できる、身近なエコの取り組みです。

エコメリット(1) 温室効果ガスが発生しない。

自然のエネルギーを使って発電するため、石油などの化石燃料を使用する火力発電などとは異なり、CO2などの温室効果ガスが発生しません。地球温暖化の予防に貢献するクリーンな発電方法です。

エコメリット(2) 半永久的に使えるエネルギー。

石油やガスなどには限りがありますが、太陽の光を用いる太陽光発電は半永久的に電気を生み出し続けることが可能です。ちなみに、日本のエネルギー自給率はわずか6%(経済産業省エネルギー庁:再生可能エネルギー固定価格買取制度ガイドブック2016年度版より)。急速なエネルギー需要に対応し、サステナブル(持続可能)な社会を実現するために、風力や地熱とならび評される再生可能エネルギーです。

気になる「エコノミー」な面も徹底解剖

太陽光発電システムを住まいに導入すれば、家庭の中で発電が可能になります。発電した電力を上手く使用していくことで、様々な形で家計に嬉しいメリットがあります。主なメリットを見てみましょう。

エコメリット(3) 発電した電気を家庭で使って光熱費削減。

太陽が出ている昼間は、電気使用量が発電量を上回らない限り、電力を電力会社に頼らずにまかなうことができます。電力会社によっては、夜間の電気料金が安くなるプランもあるので(逆に昼間は割高になる)、そのプランと上手く組み合わせれば、電気代はさらに節約できるかもしれません。また、これから太陽光発電を備えた住まいを建てられる予定の方は、オール電化を検討してみてください。ガス代などがかからないため、光熱費がお安くなる場合があります。

エコメリット(4) 余った電気は電力会社に売りましょう。

太陽光発電を設置する方の一番の理由が、「発電した電力を電力会社に買い取ってもらえる」ことです。電力会社との連携により、日中の最も発電量が多い時間帯は使用電力分を差し引いた「余剰電力」を売電することが可能なのです。
平成21年11月から始まった「太陽光発電の新たな買取制度」では、太陽光パネルの総出力が10kW未満のものであれば、平成28年度は1kWh当たり 31円の価格で買取りされています。(※出力制御対応機器設置義務ありの場合は33円/kWh)
年度によって買取価格の見直しがされていますので、設置した年によって買取価格は変動しますが、家庭によっては月々約1万円以上を売ることができている家庭もあるようです。陽当たりなどの条件や、各家庭の使用電力によって、余剰電力量は異なるので注意が必要です。

エコメリット(5) 消費電力の見える化でエコな発想を。

発電した電力量や消費した電力量が確認できるモニタを設置した場合、家庭の電力使用状況が見える化され、節電の意識が高まります。「今日は電気をたくさん使ってしまった。」など一日や時間単位で電力の流れがすぐ分かるので、「エアコンはつけっぱなしにしないようにする。」など家族同士でチェックし合うことも可能です。効率的な電力の使用方法を家族で一緒に考えると、節電も楽しくなるかもしれません。

エコメリット(6) ソーラーパネルで冬は暖かく、夏は涼しく。

屋根にソーラーパネルを設置することによって、夏場は屋根に直接日光があたらないので室内に熱を伝えにくく、冬場はあたたかい空気を外に逃げにくくなるため、冷暖房機器の過度な使用を防ぎ、光熱費節約に繋がるケースもあります。太陽光発電導入の意外な効果です。

エコメリット(7) 自治体からの助成金で、初期設置費用を削減。

太陽光発電システムの導入には、初期費用がおおよそ100万円〜200万円ほどかかると言われています。約10年でその金額がまかなえるほど、経済的なメリットはあるとも言われていますが、初期投資の負担が大きいことには違いありません。そこで、お住まいになられている自治体の補助金制度を確認してみましょう。再生可能エネルギーの利用拡大を目的とし、太陽エネルギー利用システム(太陽光発電システム・太陽熱利用システム)の導入費用を負担する制度が各自治体に設けられていることがあります。
例えば、仙台市では、太陽光発電システムを導入する場合、条件次第では最大50万円の助成金が出ます。支援制度を利用して、お得な導入方法を選びましょう。

まとめ

初期費用の負担が大きいという懸念はありますが、コストは年々下がっています。長い目で見れば、太陽光発電システムの導入は、お得な選択肢です。
次世代に美しい環境を残していくためにも、一度太陽光発電を検討してみるのはいかがでしょうか?

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