家づくりコラム
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2016/07/25

一戸建て住宅のメンテナンス

マンションの場合、管理費や修繕積立金などが月々の支払いに入っており、長期修繕計画のもと管理会社がメンテナンスを進めます。
「マンションには修繕費がかかって大変だけど、戸建てだからそんな費用は必要ないから安心。」と高をくくっているあなた。
一戸建ても定期的にメンテナンスをしないと、後々たくさんの費用を使って直さなくてはいけないことになるかもしれません。
住まいにはメンテナンスは必須です。住まいの機能を保ち、資産性を保つために、メンテナンス管理をしていきましょう。

一戸建て住宅のメンテナンス

一戸建てのメンテナンスにはいくらかかる?

家の大きさや気候の条件・構造などよっても変わりますが、30年間にかかる修繕費は400万円〜500万円が目安と言われています。30年間でのトータルとはいえ、かなりの金額がかかります。
冒頭でも述べたようにマンションでは半強制的に修繕費がかかりますが、戸建ての場合どのタイミングでするか、どのくらい金額をかけるか、どのぐらい修繕を行うかは自身の判断で選択することができます。
家計の状況と照らし合わせながら、計画的なメンテナンスを行いましょう。

どれぐらいの期間でメンテナンスは必要?

メンテナンスが必要となる期間は住まいの各部位によって異なります。
住宅産業協議会がまとめた「住まいと設備のメンテナンススケジュールガイド」で主要な部位のメンテナンス目安を見てみましょう。

「住まいと設備のメンテナンススケジュールガイド」
http://www.hia-net.gr.jp/home_mnt/page48/schedule_01.pdf

あくまでも目安となりますが、5年ごと、10年ごと、15年ごとなど定期的にメンテナンスが必要となります。
また、メンテナンスでは対応しきれない場合は、全面的に取り替えになる場合もあるので、しっかりとご自身で修繕計画を立てて、漏れのないようにメンテナンスしていくことが重要です。

こまめに点検することが大切

修繕計画を立ててメンテナンスをしていくことはもちろん大切ですが、様々な条件によって、修繕が必要となる時期は住まいによってそれぞれです。
ですから、できるだけこまめに点検を実施して、住まいのSOSを早めに見つけることが大切になります。ご自身では点検は難しい方は、専門家にお願いするか、住宅メーカーに問い合わせてみましょう。

住宅金融支援機構によって「マイホーム維持管理ガイドライン」が発表されています。点検時期について参考にしてみてください。

【主な点検時期】

・1年ごと:郵便受け、門、塀、警報・防犯装置
・1~2年ごと:木部(バルコニー、濡れ縁など)
・2~3年ごと:モルタル壁、サイディング壁、鉄部、金属板葺きの屋根、雨どいなど
・3~5年ごと:アルミ部(バルコニーなど)
・4~5年ごと:土台、床組
・5~6年ごと:瓦葺きの屋根
・10~15年ごと:柱、梁、室内の壁、天井、小屋組、階段など

メンテナンスの注意点

先ほど述べた通り、メンテナンスが必要になる時期は各部位によって異なります。
点検やメンテナンスには一定の費用がかかりますので、一気にまとめてしてしまう方もいらっしゃるかと思いますが、適切な時期に適切な部位をチェックするべきです。
例えば、5年ですべきメンテナンスを10年後に必要なメンテナンスとまとめてする場合、5年間放置された部位が悪化し、全面的に取り替えをしなければいけなくなる場合があります。
その場合、コストも大幅に高くなる場合が多いので、費用的にもデメリットとなります。「急がば回れ」の精神で、面倒ですがこまめに点検・メンテナンスを行いましょう。

貯金も長期計画で

メンテナンス費用が30年間で400万円かかるとすると、1年で約14万円、1ヶ月では1万2千円程度の計算です。10年ごと、20年ごとにかかるメンテナンス費用を算出する為にも、月々1万円でもいいのでしっかりと積み立てておきましょう。

まとめ

住まいは建てた時がゴールではありません。その後の暮らしを快適に過ごすために、点検やメンテナンスは日頃から心掛けることが重要です。
室内に湿気が溜まらないよう換気する、雨どいの掃除をする、外壁の汚れはすぐに取る、など日頃から実践できることはたくさんあります。大切な住まいをいたわりながら、暮らしていきましょう。

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